スマート田園都市構想
~ 科学の力で安心と豊かさの地方の時代へ ~
1. 地方の時代
大自然と共生する豊かな地方は、大都市に比べて自然災害や感染症に強いことから、先端情報通信技術やAI・IOTなどのデジタル技術によって、企業移転や移住の進む、利便性の高い快適な地方の時代を実現します。
2. 科学的防災システム
河川改修や耐震化等のハード整備と、気象学、情報伝達、避難施策等のソフト対策、平時からの備えを徹底する科学的防災体制を構築します。
3. 人生100年時代
長寿社会に生き甲斐を感じられるよう、予防医学からどこでも高度医療が受けられる医療連携、態様に応じた介護基盤の整備、社会保障制度の充実をはかります。
4. 新型感染症対策
コロナ禍からのダメージ回復のための経済対策の充実と、新型感染症を押さえ込む治療薬やワクチンを短期間に開発できる、先進の医療技術に積極的に投資します。次なる新型感染症に万全の備えをします。
5. 豊かな次世代農業
美しい農村風景は環境保全の象徴です。厳しい環境で重労働が強いられた時代から、無人トラクターやドローン等による自動化を進めて、健康的で収益が上がり担い手の育つ、次世代農業にシフトします。
6. アフターコロナの生活大国
コロナ禍の経験から、ICTの利活用やテレワーク、遠隔診療等をさらに進め、仕事に追われるこれまでの生活様式から、ワーク・ライフ・バランスを重視する、豊かな生活を楽しむ時代への変革を加速します。